2015.08.17
共働きの夫婦が前もって話し合っておきたいことって?
夫婦共働きが当たり前のようになっている昨今、共稼ぎを継続しながら子育てをしていくにあたって様々な問題が共稼ぎ夫婦の前に立ちふさがっているといわれています。
待機児童問題
産休や育児休暇の後、子どもを保育園に預けて共働きをことになります。保育園に入れさえすれば、延長保育や時間外保育も行っている所が多いのでなんとかなりますが、都会に住んでいる共働き夫婦がまず直面するのが、保育園の入所に伴う待機児童問題ではないでしょうか。近くに実家があるなど面倒を見てくれる人がいればいいのですがなかなかそう上手くはいかないですよね。
イベントや病気の時はどうするか?
次に、運動会、遠足などといったイベントの際にや、子どもが病気の際にどちらが休むかといった問題があります。前もってどうするのか夫婦間できちんと話をしておく必要があります。
小1の壁
更に考えなければならないのは、子どもが小学校に入学した際のことです。これまでのように時間外保育もなくなってしまい学校を終えて帰ってきた子どもを誰が見ているか?といった問題が起こります。近くで学童保育が行われていたとしても、18時までなので夫婦共、残業が多い職場に勤めていたり、不規則な時間形態で働く夫婦の場合、どちらかが退職して、勤務時間が少ないパートなどへの転職を余儀なくされてしまうのです。
現在の内閣では、「女性が輝ける社会」を掲げているにも関わらず、集団的自衛権や原発の再稼働ばかりがクローズアップされ、こうした問題は、後回しにされがちです。
子どもを預けて安心して働けるような社会が早く実現されることを願ってやみません。