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仕事

2015.06.01

ワーキングママが挑む!小学校お受験事情

ワーキングママが挑む!小学校お受験事情

正社員等で働いているママは、小学校お受験に不利? 行事が多くて、仕事との両立は大変? などなど、ただでさえ不安な子どもの小学校入学。ましてや私立小学校となると、ハードルが高く感じられるかもしれません。

けれど、実際は意外となんとかなっちゃうものなのです!




働くママはむしろお受験に有利!


小学校は、保育園出身、幼稚園出身で区別するよりも、子どもが挨拶をちゃんとできているか、ママ離れができていて、自立しようと前向きにがんばっているかなど、その子自身やママ、パパの協力体制を見ています。


またママが働いているからこそ、いろいろな費用に対する心配は半分になりますし、パパだって育児や教育に協力的なことが、有力なアピールポイントになるのです!


実際に、結婚後10年~14 年では、子を持つママ就業者が56%と子を持つ専業主婦の38%を大きく上回っているという調査結果もありますので、働くママがだれもいないという小学校はもはや皆無と言えるでしょう。




情報を制する者は、勝利を手にする!


ひと口にお受験の情報収集と言っても、ちまたに流れる情報は玉石混合。その中から、正しい情報を効率的に得るためには、色々な学校の見学会や説明会へ足を運び、直接話を聞いてくるのが一番です。


例えば、働くママについての学校側の考え方や、平日の学校行事で求められる保護者の協力度合いなど、気になることは遠慮せずにしっかりと確認してきましょう!


学校説明会に出席する条件は、なにも年長児の保護者に限られていません。気になる学校があれば年中、年少時からの学校見学をおすすめします。


また意外と知られていないのが、大手の塾が独自で開催する学校説明会。

その学校の先生などを塾にお招きする企画を催す時があります。こういった会では、実際に通っている先輩ママのお話も伺えたりして、非常にお得!




塾選びのポイントはこの3つ!


塾を選ぶポイントは、挙げればキリがありませんが、働くママとして重要なのは、

1.授業時間が休日など、無理なく通うことができるか

2.塾をお休みした時の振替フォローはあるか

3.ここ1~2年で希望校への合格実績があるか

などでしょう。


無料体験などを実施している教室もありますので、一度足を運んでみるのも手。いろいろな噂やネット上の情報に流されず、確実に正しい情報を得て、子どももママも穏やかにお受験準備ができる環境を整えてください。




私立小学校の選び方


ここでは入学後の生活をイメージして、「エスカレーター式か外部受験校か」にポイントを置きます。

エスカレーター式校は、なんといっても勉強以外に充てられる時間に余裕があることが魅力的です。


一方、外部受験校は、小学校の授業の中でも中学受験に備えた教育をしているのが大きなメリット。もう一度中学受験というハードルが待ち受けていますが、小学校の通常の授業において、ハイレベルな内容が学習でき、クラスみんなで頑張るという雰囲気になるため、モチベーションアップにも繋がります。


しかし、この外部受験の場合では塾に通うケースが出てきます。自宅近くの塾の開始時刻は、どうしても地元の小学校のタイムスケジュールに準じていることが多いため、通学時間が長いと間に合わないケースも……。


塾のカバンとランドセルの交換を駅で行うなどの可能性もでてくるため、この点も小学校選定時から考慮にいれる必要があります。


小学校お受験は子どもの人生においての一通過点ではありますが、正しい情報を入手し、働くママのメリットを活かして、是非チャレンジしてください!




文/かわたゆうこ

参照/第12回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所


かわたゆうこ

かわたゆうこ

外資系金融の総務マネージャーとして十数年間勤務。その間2回出産育児休暇を取得。その後独立し、フリーランスにて数社のバックオフィスフォローに従事。長男は保育園、私立小学校...

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