2016.12.14
家の中がスッキリ☆ママたちの間で人気の資格『整理収納アドバイザー』
最近雑誌やテレビの情報番組などで『整理収納アドバイザー』という資格を耳にすることがありますよね。
『収納王子コジマジック』としておなじみのお笑い芸人『オーケイ小島』さんや、タレントの藤崎奈々子さん、DAIGOさんや保田圭さんなど、多くの有名人が資格を持っているようです。
この『整理収納アドバイザー』の資格、取得したらどんないいことがあるのでしょうか? また、仕事に活かすことはできるのでしょうか?
一度取得すれば更新の必要ナシ!『整理収納アドバイザー』はこんな資格
特定非営利活動法人・一般社団法人の『ハウスキーピング協会』が独自に認定している資格で、簡単にいうと住まいやオフィスを美しく保ちながら、機能的な収納空間を維持できるようにアドバイスする“整理収納のスペシャリスト”。一度取得すれば更新などの必要のない永久資格です。
講座を受講したのちに試験などにより一定の合格ラインを満たした人が取得できます。また、この資格には3級から1級までの3段階が設定されています。
それぞれのレベルでできることを見てみましょう。
初心者におすすめなのは『3級』!自宅で実践できるノウハウを学べる
自宅や職場などですぐに実践できる整理収納の実例や方法を具体的に学べます。短時間で気軽に学べる講座なので、とりあえず収納について学びたい、という人にもおすすめ。
自宅のPCで動画講座を受講したのち、添削テスト(リビング、キッチン、クローゼットのいずれかの整理前と整理後の写真を提出)に合格するとライセンスが発行されます。なかなか外で学習できないママにとって、自宅で学べて資格まで取得できるのはとても魅力的ですね!
本格的に学びたい、より知識を深めたいなら『2級』受講を!
整理収納の基本を理論的に学びます。講座は自宅ではなく指定の会場で受けるようになります。自宅や職場を快適な空間にしたい、より理論的な収納の知識を習得したいという人におすすめ。
合格率はほぼ100パーセント。3級を受講していなくても資格を取得することが可能です。
“収納のプロ”になるには『1級』が必須!講師への道も開けるかも!?
仕事として活かしたいと考えているならここまで取得する必要があります。“収納のプロフェッショナル”としての知識や考え方が備わっていると認定されれば取得できます。
整理収納アドバイザー2級受講後もしくは整理収納教育士の資格を取得後、予備講座への申し込みが可能となります。2日間に渡る講座を受講したのち、1次試験・2次試験通過で晴れて資格取得となります。
ちなみに、1次試験の時点での合格率は70~80パーセントのようです。
資格取得後はセミナーや講座の開講も
1級の資格を取得すると、『整理収納のプロ』として個人宅や企業の片づけをビジネスとして請け負ったり、セミナーや講座などを開いたりして収入を得ることも可能になります。気になるのはどれくらいの金額が相場なのか、ということですよね。
個人として請け負う場合には、1時間につき3千円~。人気のアドバイザーだと1万円近くすることもあるんだそう。1回の依頼で3~5時間くらいのケースが多いようなので、トータルで9千円~5万円とかなり幅が広いと考えられます。
一方、パートや派遣社員として企業に就職する場合には、時給で1,000円くらいからが相場と考えられます。
『整理収納アドバイザー』として活躍する素敵なママたち
実際に整理収納アドバイザーとして活躍しているママもたくさんいます。その中から、人気の3人をご紹介しましょう。
Emiさん
2009年に資格を取得後、男女の双子を出産。2012年に独立して『OURHOME』を立ち上げました。これまでに出版した著書は8冊、また収納に関する商品もプロデュースするなど大活躍されています。
※過去記事でも写真収納術について紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね!
ズボラな人こそマネしたい!整理収納アドバイザーEmiさんの写真整理術
西口理恵子さん
インテリアコーディネーターの資格もお持ちの西口さん。2009年に『インテリアR』を立ち上げ、雑誌やテレビなどでも大活躍されています。著書も多く出版されています。
鈴木尚子さん
“ファッションと収納のスタイリスト”である鈴木さんは、収納のセンスはもちろんファッションセンスの良さも魅力です。ブログではコーディネートやクローゼットの収納術も紹介されているのでオシャレ好きなママはきっと参考になるはず。
知識として一度学んでおけば一生役立つのがこの資格の良いところ。仕事に活かしたいと考えている人はもちろんですが、普段の生活にも役立つこと間違いなしですよ!
参照/ ハウスキーピング協会HP
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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