2016.05.08
いまさら聞けない就活ママの基本マナー ~勤怠のマナー編~
新年度も始まり、社会復帰を目指して就活をスタートするママたちもいることでしょう。就活をするときに知っておきたいことの中で、ママたちが再度把握しておきたいのは、遅刻・早退・欠勤といった勤怠マナーです。子どもの病気や園の行事など、勤怠変更をしなくてはならなくなったときの正しい対応方法を押さえておきましょう。
勤怠変更の理由の多くは“子ども”
働くママが多くなっている今日。ママの勤怠変更の理由には自分の体調不良なども挙げられますが、それよりも子どもに関わる理由が多くなっています。主に子どもの急な発熱、通院などの理由です。それ以外にも、子どもの園や学校の個人面談、保護者会などの理由での勤怠変更も年に数回あります。
就活スタート前に要チェック!勤怠のマナーのおさらい
これから就活をスタートするママは、学校を卒業して一度働いた経験もあることでしょう。おそらく、ママたちも勤怠については概ね把握していると思いますが、子どもがいるということも加わり、自分たちが置かれている立場も子どもを持つ前とは違っています。そこで、就活を本格的にスタートする前に、勤怠の連絡に関するマナーもおさらいする必要があります。
遅刻
遅刻はしないに越したことはないのですが、交通機関の遅れなどのやむを得ない理由もあります。他にも、朝いちの子どもの診察で一旦通院してから、園(学校)へ行き、勤務時間をスライドして勤務する場合もあります。
今の時代は携帯電話があるので、遅刻になりそうな場合、勤務開始時間の30分前には、会社に電話やメールで連絡をしましょう。また、遅刻をしたときは、アフターフォローも重要になります。出社したらまず、お礼と謝罪をし、合わせて不在中の仕事の進捗を確認しましょう。また、遅れた分はしっかり取り戻すように働くことも大事ですね。
早退
ママが急な早退をする理由の多くは、子どもが園や学校で体調不良になり、お迎えの連絡があったときです。このような理由は“正当”な理由とみなされます。他にも、子どもの個人面談や保護者会などの用事も平日の午後になる場合があります。その場合は、早退することが事前にわかっているので、日程が確定したら、勤務先に申請しておきましょう。
そして、不在の時間帯にチームでも仕事の引継ぎがあるときは、きちんと連絡をしておくと、お互いスムーズにことが進みます。
欠勤
子どもがいてもいなくても、いくら仕事ができても、急な欠勤はできるだけ避けたいもの。他のメンバーが通常業務の他に、欠勤した人の穴埋めもしなくてはいけません。でも子どもが熱を出した、ママ自身が体調を崩したなど、やむを得ずお休みをする場合は、仕事が始まる30分前までには電話で理由を説明しましょう。言うまでもありませんが、連絡もしないで無断欠勤することは絶対にNGです。
勤怠変更をスムーズにするコツは、誠意とまじめさ!
ワーママは、年に何度か子どもの都合で勤怠変更をするかと思います。万が一の変更をスムーズに受け入れられるために、ワーママたちがしたいことは、普段の仕事をまじめにこなし、誠意を示すことに限ります。その行動で仕事上でのお互いの信頼関係も生まれ、人間関係もうまくいきます。
いつの時代でも、仕事上でのルールを守ることは重要です。これから勤務する会社の雰囲気がお固くても、フレンドリーでも、仕事をする上での勤怠マナーは同じです。就活のときに、勤怠変更するときのチェックも忘れずに、再度確認をしましょう!
参照/
タウンワークマガジン 「バイトの遅刻/急な休みの伝え方」
キャリコネニュース「遅刻・欠勤続きでも「高給取り」のママ総合職 育児が理由なら何でも許されるの?」
Yomerumo「うわーえげつない!「辞めてくれ」と思われる働くママのNG言動」
たかるみ
中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...
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