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仕事

2016.04.20

ミルクが飲めない!生後4ヶ月、完母ベビーの入園で悩んだ復職のときのこと

ミルクが飲めない!生後4ヶ月、完母ベビーの入園で悩んだ復職のときのこと

新しいことが始まる4月。この春から入園、入学など新しい節目を迎えた方も多いのではないでしょうか。保育園に子どもを預けていよいよ仕事復帰というママもたくさんいるかと思います。

かくいう私も4年前に長女の保育園入園、仕事復帰を迎えたのですが、当時、完全母乳で育てていた娘を突然生後4ヶ月で入園させることになり、毎日頭を抱える日々を過ごしました。そのときのことをお話します。

母乳育児中、突然決まった保育園入所

保育連絡ノート

私は第一子となる長女を1月末に出産。当時は待機児童が多い保育園の激戦区に住んでいました。職場復帰に関しては、「半年~一年ほど育休を取ってから…」と考えていたのですが、知人の子どもが同じ区内で3年待機していると聞き、さすがに何年も休めないし、収入面の不安もあり、4月に入ってから保育園の入所申請を提出しました。

4月末、市役所から届いたのは<入所内定>の通知。超激戦区だから数ヶ月は入所できないと高をくくっていたら、なんと5月から入所できることになったんです…!

5月で娘はまだ生後3ヶ月。首もすわっていないし、身体はお肉がついてきてふっくら、よく笑うようになりまさにかわいい盛り。「こんなに小さくてかわいい赤ちゃんを預けてまで、働く必要があるんだろうか…」多くの育休ママたちが待ち望んでいる入所内定の通知は、当時の私にとって頭を悩ませるつらい現実でした。

保育園入園 復職

生後数ヶ月の赤ちゃんを保育園に預けて、早々に仕事復帰することの是非。これについてはいろんな意見があると思います。私自身のホンネは「もっと娘と一緒にいたかった」。自分で、そして夫婦でよく話し合い考え抜いた末、娘が生後4ヶ月になる5月末から保育園へ入園させることにしました。

しかし、さっそく大きな壁にぶつかりました。それが『母乳育児だったため娘がミルクを飲めないこと』。こんなに早く保育園に入園させるつもりがなかったため、私は娘を母乳のみで育てていました。慌てて粉ミルクや哺乳瓶、消毒用品など一式を買いそろえて飲ませてみるものの、ミルクは断固拒否!

娘はミルクを飲ませようとすると身体を反らせ、大きな声で泣き続けます。顔を真っ赤にして、まるで「おっぱいが飲みたいのよー!」と言っているかのように泣く赤ちゃんと、飲ませたくても飲ませられず次第にガチガチにはっていくおっぱい。「ごめんね…ごめんね…」と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そして結局、ミルクを飲むことができないまま、保育園での慣らし保育が始まったのです。

ミルクを1滴も飲まずにママの帰りを待つ娘に涙

慣らし保育は1時間、2時間と保育時間を少しずつ延ばしていきます。その間にも保育士さんがあの手この手でミルクを飲ませようと試してみたそうですが、受け付けないようでした。

そしてついにミルクが飲めないまま迎えた仕事復帰当日。初めて8時間も娘と離れ、当然授乳もできません。申し訳ない気持ちでいっぱいで、娘と保育園へ向かいます。でもそのとき、「本当にお腹が空いたときは、ちゃんと自分からミルクを飲むから大丈夫ですよ」と保育士さんから声をかけてもらいました。この「大丈夫」という言葉を聞き、ホッとしたのを覚えています。

仕事が終わり保育園へ急いで駆けつけると、なんと娘はミルクを一滴も飲んでいませんでした。「朝からずっと飲まないで、私が来るのを待ってたんだ…」胸がギュッと締め付けられました。

帰宅後、痛いくらいパンパンにはったおっぱいを貪るように飲む、まだ3ヶ月の娘の姿を見て、涙が止まらなくなりました。そこから数日、会社のトイレで、捨てるしかない母乳をしぼるたびに「このおっぱいが飲ませてあげられたら…」と何度も思いました。

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