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仕事

2017.02.01

元面接官が語る『採用されやすいママ』の特徴は?面接で聞かれる質問&回答集

好印象だった応募者、実際にお会いしたのはこんな人

これまで筆者が面接でお会いしたママにはいろいろな方がいらっしゃいました。中にはとても好印象だった方も。こちらでは面接の質疑で特に印象的だった人の例をご紹介します。

『残業対策ばっちり』ママ

残業ができるかどうかの質問に「〇時までに連絡がなかったら祖母が保育園に行くことになっているので、残業も大丈夫です」と答えたママ。『残業ができる』というポイントに加え、働く準備がしっかりできていることに感心しました。

ハキハキと受け答えされていたこともあり、“仕事ができそう”と好印象だったことを覚えています。

『中抜け』対応ママ

「保育園に預けている子どもが急に体調不良になったらどうしますか?」の質問に「子どもの体調不良は、実家まで連れて行けさえすれば面倒をみてくれるので、遅刻や中抜けでお願いすることになるかもしれません」と答えたママ。

働くママの中には、周囲のサポートが得にくい人も多いです。しかしこのママの場合は、それでもできるだけの対応をしようとしているのが分かり、“責任感がありそう”と好印象でした。

『できるだけ協力』ママ

「もし子どもが体調不良になったらどうしますか?」の質問に「子どもが体調不良のときはご迷惑をおかけするかもしれませんが、それ以外では積極的に協力したい」と答えたママ。 

子どもが体調不良のときには家族を優先したいというママの気持ちはよく分かります。しかし、「無理です」「休みます」の一言ですませるのではなくではなく、自分が協力できるところではがんばりたいと、“協調性が感じられた”のが好印象でした。

「いくらでもバリバリ働けます!」というママは多くありません。できないことはやんわりできないと答えてOK。会社にとっても、都合よく働ける人よりも、既存の従業員と協力して働けそうな人や、人柄の良さそうな人のほうが魅力的に映りやすいものです。

どんな働き方をしたいか、周囲のサポート、利用できる公共サービス、ライフプランなど、ママによっても求職シーンはさまざま。ただ、どの場合においても大切なのは、採用されることではなく“ママが働きやすい会社に出会うこと”です。

採用されようと完璧な人間を目指す必要はありません! 子持ちの事情に寛大な職場も少なくないのですから。あなたに合った素敵な職場に出会えるといいですね。

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山下 二子

山下 二子

1984年生まれ。大阪在住。学生時代に医療福祉や情報処理・経理について学ぶ。卒業後は銀行に就職したのち、大手コールセンターへ転職。採用・研修・労務管理等を務めたが転居によ...

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