2016.05.12
ママ就活で成功したいなら、事前の求人先リサーチがカギ!
新年度になり、本腰を入れて“就活”をスタートするママもいるかと思います。きっと、学生または独身時代以来の久しぶりの就活という場合もあるでしょう。最近のママたちの求人探しは、雑誌やチラシよりもネットで検索がメインなんですよ!
今のママ就活もネットで検索が主流!
結婚や出産などの理由で一度離職したママが、かつて就活を行っていた頃(1990年代から2000年代初め)は、紙媒体の広告を見て、求人先に電話して面接などもアポを取ることが多かったかもしれません。
でもネット環境が充実している今、最初にネットで探してから動くことが普通です。また、求人サイトも多数あるので、いつでもどこでも気になった求人先はエントリーをすることができます。
今は会社も多種多様!
最後の就活から10年以上というママは、求人を確認する上で驚くことは、会社の数でしょう。2000年以降、キャリアを積んだ人が独立起業して、都市部を中心にベンチャー系の会社を興すという傾向が見られます。他にも、現役の大学生が同級生と起業して、会社を立ち上げるというケースもあります。
いろいろと探しているうちに、会社のスタイルが変化していることに気づくかも?
ママたちの職種の選択肢も豊富に
ママの再就職先というと、時短でこなせる銀行の案内係、医療事務、地域の薬剤師などが代表的でしたが、最近では募集している職種にも変化が見られます。
一度離職したアラサー・アラフォーママはPCも使いこなせ、専門的な知識も持っている方が多いため、かつてよりも職種の選択肢と活躍の場が増えています。会社勤めを経験済みのママたちは、社会人としてのマナーも兼ね備えているので、企業側もそんなママたちを”即戦力”として期待しています。
求人情報が多い今だからこそ、じっくりと企業を見極める“眼”を
求人サイトや情報も多数あり、いつでも気になる求人にエントリーできる環境が整っていますが、就活を成功させるには、次の2つの項目をきちんと確認しましょう!
求人内容の文言の確認
おそらく、就活中のママは求人内容の『未経験者歓迎』、『実力(=成果)で評価』などの文言を目にすることでしょう。ですが、読む側の期待がふくらむような求人内容の表現には注意が必要です。実際はきちんとした給料や待遇が保証されていなかったり、労働が正当に評価されていない可能性もあります。
また、求人広告に表記されている時給または給与の設定範囲が広い(時給で1,000円以上の差)場合、求人先の直接担当への確認を行うと良いでしょう。他にも、頻繁に募集を行っている企業は離職率が高い可能性もあるので、よく目にする求人はそのような視点から見ることも大切です。
会社自体のホームページをすべて確認
求人先の企業が明らかになっている場合は、会社のホームページのすべてを必ず確認します。会社のホームページに表記されている代表者のこれまでの経歴、会社としての実績からは、代表者の『人間性』が伝わってきます。次のステップを踏み出すためにも、会社の将来性などをあらゆる角度から見極めましょう。
今の就活は、最初から求人先との対面でのやり取りがないので、ママたちも行動しづらい場合もあることでしょう。そんな状況でも、全般的な就活と企業の状況をしっかりリサーチすることが、目標である再就職の道へとつながりますよ!
参照/
転職のことならキャリアパーク「ブラック企業・ホワイト企業を知るための3つの見分け方」
プレジデントオンライン「『入ると不幸になる』ブラック企業の見分け方」
たかるみ
中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...
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