2015.12.19
新たな働き方!『テレワーク』を利用して、地方でもワーキングマザーに
夫の転勤などで引っ越しをすることになれば、妻が仕事を辞めるケースは少なくありません。移り住んだ土地で、それまで培ってきたスキルや経験を活かす仕事があればいいですが、求人が少なかったり、希望する職種がなかったり…。せっかくのスキルを使える場がないのは、勿体ない気がしますよね。
そんな中、今『テレワーク』という働き方が注目されています。
テレワークとは?
テレワークは勤労形態の一種で、情報通信技術(ICT)を活用した働き方のこと。『tele=離れた場所』『work=働く』という意味の造語で、インターネットを活用し、場所や時間にとらわれず仕事ができます。
テレワークは就業形態によって、企業に雇用されて働く『雇用型』、個人事業主として働く『自営型』、アルバイトのような仕事を自宅で行う『内職副業型』の3つに大きく分けられます。
<!–リスト表記テレワークは就業形態によって、以下のように大きく3つに分類されます。
- 企業に雇用されて働く『雇用型』
- 個人事業主として働く『自営型』
- アルバイトのような仕事を自宅で行う『内職副業型』
ネット環境が普及した今なら、自宅でパソコンを使って会社と会議や打ち合わせをすることも可能。地方に住みながら、都心に本社を構える企業からの仕事を行うこともできるのです。
日本の大手企業も取り入れ始めています!
普及率はまだまだこれからですが、大企業の中にはすでにテレワークを導入しているところも。例えば日立製作所やNTTコミュニケーションズ、富士通、ベネッセコーポレーション、アサヒビールなどがテレワークを取り入れているそうです。
とはいえ、アメリカでは在宅勤務が42%に達するというこの働き方も(2008年調査より)、日本では企業の導入率はまだまだ低いのが現状。ママにとってもメリットが多いこの労働形態、どんどん普及するといいですよね。
育児中でも働ける!でも自己管理能力は必須
では、具体的にテレワークにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
まずメリットとしては、育児期間中でも仕事ができ、通勤時間がないため、その分仕事に打ち込むことができます。満員電車とも無縁の生活になるため、ストレスも減ると思います。また引っ越すことになったとしても、仕事が続けられるのが魅力ですね。
一方でデメリットもあります。自宅で仕事をすることで、プライベートと仕事の境目が曖昧になることも。在宅で仕事をすることになるので、情報漏えいなど、セキュリティにはより気をつける必要があります。
在宅でできるとはいえ、仕事には納期がありますし、作業時間を自分でうまく確保する必要があります。家事や育児などで思ったより仕事時間が取れないなど、仕事を請け負ったあとに困ることがないよう、事前にシミュレーションもしながら検討してみてはいかがですか?
参照/
JOB-SOS「テレワーク(在宅勤務)のメリットとデメリット6つ」
テレワークJAPAN「テレワークで日本のビジネスを、日本の働き方を、日本の生き方を変えよう!」
東洋経済オンライン 「夫の急な転勤でも妻は「テレワーク」で働ける」
PRESIDENT ONLINE「『在宅勤務』導入率42%の米国にみる3つの効用
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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