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2016.02.24

育児中でも勉強可能!『保育士』はママの育児経験が武器になる国家資格!

育児中でも勉強可能!『保育士』はママの育児経験が武器になる国家資格!

今、ママの再就職に人気の資格『保育士』。国家資格ですが、育児をしながら資格を取得することも可能なため、出産を機に退職したママでも挑戦できます。また、ママとしての育児経験を活かせるだけでなく、家事との両立もしやすいというメリットもあります。

今回は、そんな保育士の資格について詳しく紹介していきます。

保育士ってどんな仕事?

保育士 資格

保育士の仕事内容は、下記が中心になります。

  • 基本的な生活習慣(食事・排泄・清潔・睡眠・衣類の着脱)を、就学前に身に着けさせる。
  • 遊びや行事などの集団生活を通して、社会性を養わせる。
  • 心身ともに健やかに成長するために、遊びなどの計画をたてて子どもに働きかける。
  • 心身ともに健康な状態で預かるために、欲求を適切に満たしてあげながら、身の回りの世話をする。
  • 子育ての専門家として、保護者に日々の報告だけでなく、アドバイスやサポートを行う。

保育士がママに向いている理由

保育士は国家資格で、一度取得すれば講習などの更新は不要です。ですから出産を機に退職をしても、再就職がしやすい資格です。さらに出産や育児の経験は、保育士として働く際の強い味方にもなります。逆に、保育士としての知識や経験も、自身の子育てに活かすことができますね。

最近は共働きの夫婦が増えたため、保育所が足りないだけでなく、保育に対するニーズも多様化してきました。この流れに伴い、保育所でも短時間勤務やパート勤務の採用枠が増えており、たくさんのママが活躍しています。

保育士は今後も必要とされる資格

厚生労働省によると、保育所などを利用する子どもは毎年右肩上がりで増加しており、2015年4月時点で233万人と前年比約6.4万人増加しています。さらに、待機児童は毎年減ってきてはいるものの、未だ2.3万人もいる状況です。

今後も専業主婦が減って共働きの夫婦が増える傾向にあるため、保育士が必要とされる状態は続くとみられます。保育士の資格を取っておけば、保育所だけでなく、児童福祉施設や保育ママ(家庭的保育者)・ベビーシッターとしても働きやすくなります。

保育士は取りやすい資格

保育士は国家資格ですが、実は取りやすい資格でもあります。その理由に、定員制の資格ではないため、競争率がないことがあげられます。合格ラインに達すれば誰でも取得ができるのです。

試験は『筆記試験』と『実技試験』があり、筆記試験は『マークシート択一方式』で、1科目60%以上で合格となります。一度合格した科目は3年間有効なので、その間に不合格だった科目だけ再度挑戦することもできます。

ただし、資格を取得すればすぐに仕事が見つかるわけではなく、経験が問われるケースもありますので、安易には考えすぎないように。

どうやって勉強する?

保育士 資格

保育士の試験に向けて、主な勉強方法は2つあげられます。

1つめは、学校(大学・短大・専門学校)に進学して学ぶ方法。この場合は最低でも2年間は通学する必要があり、学費は年間約100万円ほど。費用はかかりますが、所定の単位を取得すれば、無試験で卒業と同時に資格取得ができるというメリットもあります。

2つめは、自宅で通信講座や問題集を利用して学ぶ方法。進学に比べて時間や学費をおさえることができるため、育児や仕事との両立も可能です。ただし、資格を得るためには保育士試験の合格が必要になります。

お給料はどのくらい?

保育士のお給料は、保育園に正社員で雇用された場合「月17万円前後+各種手当」が一般的で、年収320~360万円ほどです。また現在は保育士が不足しているため、資格を持っていなくても保育補助としてパートやアルバイトを採用している施設もあります。この場合は時給750~900円前後です。

もし保育士の仕事に興味があるのなら、まずは保育補助としてアルバイトをしてみると、より仕事内容がわかりやすいかもしれませんね。

一度資格を取れば、再就職もしやすい保育士。ママという経験を直接活かせる数少ない職種でもあります。もし育児中に何か資格取得を考えているママは、少しずつ勉強してみるといいかもしれませんね。

参照/厚生労働省『保育所等関連状況取りまとめ(平成27年4月1日)及び「待機児童解消加速化プラン」集計結果を公表」
ユーキャン「保育士とは」

しみず

しみず

都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...

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