2015.10.16
保育も習い事も同時に叶える!共働き世帯も安心の子育て新制度『保けいこ』って?
2015年は、『保けいこ』元年。これは、共働き世帯に嬉しい保育とお稽古が一緒になった新制度で、民間企業の保育参入により可能となったもの。これまでの常識を覆す新たなシステムが一体どんなものか、少し覗いてみましょう!
働くママ必見!『保けいこ』ってどんな制度?
まだ耳に新しい、『保けいこ』という言葉。これは、『子ども子育て支援新制度』によって導入されたシステムで、待機児童の解消や地域に合った質の高い保育の提供を目指すために作られたものです。
現在のお稽古というと、パパやママの送迎が必要なため、通わせられない世帯も少なくありません。しかし『保けいこ』では、保育とお稽古の両立が可能となるため、仕事の都合で習い事に通わせられなかった子どもたちも、勉強時間を増やすことができるようになるのです。
具体的には、「保育園主体のもの」「送迎システムのみ」、「ベビーシッターにより家庭で行われるもの」の3つに分かれます。
保育園主体の『保けいこ』ってどんなもの…?
公立・私立保育園とも違う、民間企業による『保けいこ』。お稽古代を含む分、園によって料金が変わることもありますが、忙しいママにとっては大変嬉しい制度です。特に多いのは、保育園自体がカリキュラムの一環として講師を招き、保育時間にお稽古を行うというもの。
現在は英会話スクールでおなじみの『ECC』や、『小学館集英社プロダクション』が行っており、英語講師の派遣・幼児教室などが実施されています。また、「おけいこ特化型保育園」では、スポーツ・音楽・外国語・芸術などの専門講師が保育園に常駐しているところあります。
保育園で行う『保けいこ』のメリットは「友達と一緒」
こういった保育園が主体となった「保けいこ」のメリットは、いつもの友達と一緒に勉強できるところ。お稽古に通うときは、教室に慣れるまでママに泣きついてしまい、授業にならないこともよくありますが、友達と一緒なら緊張せず勉強できるという子どもも多いのだそう。
また、小さな子どもが通うお稽古はママも参加しなければならない教室も多いため、授業時間が取れないママは諦めてしまうことも…。保育園主体の『保けいこ』では、こういったママの負担を減らすことができるのです。この他にも、保育園からお稽古場所までの送迎のみを行う民間事業者もあり、忙しいママの手助けとして活躍しています。
家事代行もお願いできる! バイリンガルのベビーシッター制度
各家庭のライフスタイルに合わせたお稽古が可能となるのが、ベビーシッターによる『保けいこ』。これは、ベビーシッターが保育園まで迎えに行き、自宅でお稽古をするというシステムです。特に今普及しているのは、バイリンガルのベビーシッターによる『保けいこ』。
習わせたいお稽古で人気の英会話を、自宅で気軽に取り入れることができることと、子どものペースに合わせてマンツーマンで行えることが大きな魅力といえます。また、さらに嬉しいことに、家事代行サービスがあるところも!
お遊戯やトイレトレーニング、お風呂などに加え、食事の準備・洗濯・掃除を行ってくれる会社もあるため、毎日仕事で忙しいママにはぴったり! 別途料金が掛かってしまうのが難点ですが、お稽古代や家事代行も含まれるとなると、試してみたい気持ちも強くなりますね。
忙しいママを支えてくれる、『保けいこ』。これから入園を考えている方や、お稽古をどうするか悩まれている方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?
参照/リクルート:2015年トレンド予測 出産・育児領域
内閣府・文部科学省・厚生労働省:おしえて!子ども・子育て支援新制度
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