2015.10.29
「夫の調教」に「思い出貯金」!? ワーママになる前にやっておくべきこと
ワーキングマザーが増えているこの時代。筆者の周囲でも「私は◯月まで産休だよ」という会話をよく耳にします。しかし、出産や育児を理由に仕事を諦めない女性が増えるのはいいことですが、「こんなに大変だったなんて」と、いつも疲労感たっぷりなママも少なくありません。
ワーキングマザーになると決めた以上、大変になることくらいはきっと覚悟の上なのでしょうが、大事なのはその乗り越え方ですよね。日々忙しく、大変な状況を乗り越えるためにはどうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、ワーキングマザーの大変な状況を乗り越えるために必要なことや、ワーキングマザーになる前にやっておくべきことについて、先輩ワーキングマザー3名からお話を伺いました。
夫を手なづけること、それに尽きる!
「ママが仕事を続けたいなら、夫の協力は必要不可欠です。断言しますが、自分だけでは手が回らない時、夫に頼るか親に頼るか外注するかしか方法はありません。
我が家は、夫と話し合い、家事を覚えてもらいました。全部自分でしなくてはならないプレッシャーから解放されるので、随分と気が楽です。夫が非協力的な同僚のママと比較すると、自分はまだ余裕があるほうなんだなあと感じます。
できるようになるまでは、アメとムチを使い分けることと、根気が必要ですけどね」
(32歳/事務職)
先輩ワーママのリアル経験談の収集が役立つ
「どんな育児書や雑誌よりも、身近な先輩ワーママのリアルな経験談が役に立つはずです。できれば復職前にいろんな人にコンタクトを取り、経験談を収集することをおすすめしたいですね。
私は職場の先輩から、子どもの病気で休みたい時の電話のかけ方から、早く帰る時の所作まで教わりましたし、同じ地域のママからは、病児保育の情報なども仕入れました。話しを聞いていたからこそ、こういう時はこうすればいいと、パズルを当てはめる感覚で乗り越えられています」
(34歳/不動産)
子どもとの思い出が力の源に!
「私がやってよかったと思うことは、子どもとの思い出作りです。休みはもちろんありますが、復帰してからは、休日に子どもとゆっくり過ごすというより、翌週の食事の作りおきや溜まった家事をこなすことで精一杯なんです。
例えば遠出をしたり、何か手作りのものを作ってあげたり、おやつを手作りしてあげたり・・・今思えば、全部産休中だからできたことだと思います。子どもとゆっくり過ごした思い出は、忙しくてくじけそうになる時にも力の源になりますよ」
(30歳/看護士)
いかがでしたか? 家事も育児も仕事もこなすとなれば、大変なのは当たり前です。でも、その生活を選んだ自分を誇りに思い、たくましく輝く姿を子どもに見せられるようになりたいですよね。
これからワーキングマザーになる人は、身近な先輩たちのリアルな話を聞いてみるといいかもしれませんね!
PHOTO/Vive La Palestina
ニシダカオリ
1986年生まれ。1歳女の子のママ&フリーライター。大学卒業後、自動車メーカーに就職したものの結婚を機に退社、フリーライターに。現在はWEB媒体を中心に執筆活動中。じっとして...
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