2016.04.26
就職にも生活にも役立つ!『調剤薬局事務』の資格を取ろう
調剤薬局事務というお仕事をご存知ですか?「医療事務じゃなくて?」と思った方もいるでしょう。医療事務のお仕事というのは病院での勤務がメインですが、調剤薬局事務とは、その名のとおり、調剤薬局での勤務ということになります。医療事務と並んで人気の調剤薬局事務ですが、どんな人に向いている仕事なのでしょうか?
資格がなくても仕事はできる…でも、持っておくと後々便利かも
調剤薬局事務は“民間の資格”です。つまり薬剤師のような国家資格ではないので、必ずしもこの資格がないと仕事ができないというわけではないのです。
資格の有無にかかわらず、調剤薬局事務とは、薬局での受け付けや処方箋からのレセプト作成、接客などが主な仕事内容です。ただし、医療機関という専門的な職場なので、知識がまったく無い状態で就職してしまうと、なかなか仕事についていけずに困ってしまうことも十分考えられるのです。まずは基本的な知識を身につけるという意味でも、この資格を取得しておくと安心ですね。
働きやすさや資格の取りやすさが魅力
調剤薬局事務は、医療事務と並んで女性にとても人気がある資格です。その理由は、なんといっても働きやすいこと。調剤薬局やドラッグストアは全国どこにでもあるので、家の近所や引っ越し先などでも就職先を見つけやすいというメリットがあります。また、勤務時間も本人の希望に合わせて柔軟に対応してもらえる場合が多く、子どもが幼稚園に行っている間だけや、午前中だけといった働き方もできます。
それに、医療事務は勉強する範囲が広い資格ですが、調剤薬局事務は“薬剤”の分野に絞って勉強する資格なので、難易度もそれほど高くはなく、がんばり次第で短期間で資格取得が可能です。
注意しておきたいことは求人の『条件』と『給与』
勉強して資格を取っても、必ずしもすぐに就職できるというわけではありません。求人を見つけるのはもちろんですが、中には経験を重視している職場もあるので、未経験の場合には応募できないこともあります。その逆に、資格や経験がなくても応募できる求人もあり、資格だけが重視されるというわけではありません。
また、どちらかといえば家計の足しに働きたいという人に向いている仕事です。当然、薬剤師のように高給ではなく、一般的な事務職のお給料程度と考えておいた方がよいでしょう。「どんどん仕事をこなしてキャリアアップしたい!」と思っているタイプの人には向かないといえます。
就職に活かせることは言うまでもありませんが、生活の上でも役立つのがこの資格の良いところです。自分や家族が病気になったときや薬を処方してもらうときにも、思いがけず役立つことがあります。育児中でも無理なく勉強できる内容なので、何か資格を取っておきたいと考えているママは挑戦してみてくださいね。
参照/ 「ユーキャンの調剤薬局事務講座」
mamaPRESS編集部
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