2016.03.09
『医療事務』資格があればママも理想の働き方ができる!
正社員であっても、預け先の問題で仕事に復帰するのが難しい状況があります。一度退職したり専業主婦の期間がある場合には、出産後に仕事をするのは、より難しいかもしれません。
それでも「自分も少しでも仕事をして、自由なお金や家計の余裕を作りたい!」という強い思いを持つママたちも多いはず。そんなママたちには医療事務の資格が、強い味方になってくれるかも!
『医療事務』は『一生モノ』の仕事です!
仕事のために資格を取るなら、『本当に使える』『取ったことで仕事につながる』ものでなければ意味がありません。その点、医療事務は安心度が高いんです。
医療事務の仕事は、すべての病院において欠かせないもの。病院があり病院を利用する人がいる以上は仕事がなくならないので、資格を取ったけれど活かせる場所がない、ということがありません。病院なら景気に売り上げが左右されることもないので、安定して働ける職場ですね。
資格が取りやすく就労時間が選びやすい!
ママが医療事務を取得するのにおすすめなのには理由があります。一番の理由は『取りやすい資格』だということです。
子育て中は大学や専門学校に通ったり、実習に何日も何時間も割くことができません。試験のために子どもを預ける先を見つけることさえ難しい…という人も多いはず。しかし医療事務の試験は、在宅で受けることができるんです。テキストを見ながらの受験でいいので、暗記に時間を費やす必要すらありません。
実際に仕事を始めるとなっても、医療事務なら勤務時間を選びやすいです。フルタイムはもちろん『午前中のみ』や『残業なし』などの募集も。子育てしながら医療事務の仕事を続けている女性も多くいますよ。
『医療事務』の仕事って具体的にどんなもの?
仕事内容についても、少しだけくわしく見てみましょう。医療事務の基本は、『受付』『データのカルテ入力・整理』『医療費計算』『各種保険への請求のため、診療報酬明細書(レセプト)を作成する』の4つです。それぞれの項目において、専門知識が必要とされます。
患者さんの入っている『保険』には、さまざまな種類のものがあります。それぞれの医療保険ごとに、患者さんの支払う金額や、請求すべき金額を計算する必要があるのです。とはいっても医療事務の仕事はとても幅広いので、同じ医療事務でも病院の種類や規模によって仕事内容がまったく違っていることも。
『医療事務』は、実は資格がなくても行うことができる仕事です。そのため採用の際には経験者が優遇されることも少なくありません。また、残業がなかったり、短時間しか働かなくてもよかったりする分、高収入が確約されているわけでもありません。
それでも就職口の多さや仕事の続けやすさを考えれば、十分に魅力的な仕事・資格です。求職者の90%以上が、半年以内に仕事に就けているというデータもあるようですし、ママ業も仕事も無理をせずゆとりを持っていきたい人におすすめです!
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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