2015.08.10
育児休暇について知っておきたいポイント
育児休暇とは国で定められた休暇のコト
共稼ぎやシングルマザーなどで家族に育児に専念できる人がいない場合に限り、子どもが生まれてから1才になる誕生日の前日までとることができる1991年に制定された育児介護休業法で定められた休暇のことです。
育児介護休業法で定められる以前は、子どもができたからと、それまでがんばってきた仕事をあきらめる女性が少なくありませんでした。
育児休暇は、夫婦でそれぞれ分けて取ることもでき半年ずつ合計1年という形で休暇を取る事も可能です。夫婦で話し合って一番よい方法をとりたいですね。
育児休暇中の給与はでないので、育児休業給付金を
仕事をしていないので、企業には特に支払の義務はありません。しかし、一定の条件のもと、育児休業給付金を受け取ることが可能になります。
また、社会保険などの資格は休業中も継続されていますが、申請することにより厚生年金保険の保険料や社会保険の保険料支払いを免除してもらうことができます。
申請は早めに
出産日がズレることがあったり、会社側の都合があるでしょうから、育児休暇の申請は1か月以上前からなるべく早めに行っておく方がいいでしょう。
休暇申請拒否は労働基準法違反
しかし、企業が人がいないから等の理由で休暇申請を拒否することは労働法に違反する行為にあたるので、そこはしっかり頭に入れておきましょう。