2015.10.20
痛いからイヤ!出産時の『会陰切開』を避けるためにできること
1人目の出産で、会陰切開の痛みが辛かったという人も多いのでは? 痛いのはもちろんイヤですが、その後セックスに恐怖感が出てしまうケースまであるといいます……。
しかも、話題が話題なだけに、あまり周りに相談しづらいんですよね。今回は、会陰切開を極力避けるための方法をご紹介します。
そもそも、なぜ会陰切開が必要なの?
意外と『なぜ会陰切開をしなくてはいけないのか』、『会陰切開をしないとどうなるのか』を考えたことがある人は少ないかもしれません。 会陰切開が必要になるのは、多くの場合そのままでは赤ちゃんが危険な状態になってしまうか、自然に裂傷がおきてしまいそう、というケースです。
赤ちゃんの安全が第一なのは言うまでもないとして、もし自然に大きな裂傷が起きた場合、肛門の筋肉まで損傷することもあるのだそうです……。会陰切開は、もっとひどい事態を避けるための処置だということですね。
病院側に「できるだけ会陰切開をしてほしくない」という要望を伝えるのはもちろん自由です。しかし、『e-妊娠』が約650人に対して行ったアンケートによれば、会陰切開を経験した人は全体の77%にものぼります。
多くの人にとって必要な処置なので、かたくなに拒むようなことはしないほうがいいでしょう。より一層事態が深刻化する恐れがありますし、その後の人生にも影響が出るリスクがあります。
いきみのタイミングやマッサージが大事!
とはいえ、やっぱり会陰切開も会陰裂傷もできるだけ避けたいですよね。具体的にどうすればいいのでしょうか。
まずは、いきみのタイミングをあわせることが大切です。助産師や医師の話をよく聞き、しっかりと赤ちゃんのタイミングにあわせていきみましょう。
いきんではいけないところでいきんでしまうと、裂けてしまうことがあります。また、赤ちゃんが苦しくなってしまうこともあるんです。ママのためにも赤ちゃんのためにも、出産の流れや呼吸法をよくおさらいしておくといいですね。
出産前に会陰部分をよく伸ばしていた人は、会陰切開をしなくて済むケースがあります。たとえば、会陰マッサージやスイミングの平泳ぎなどが効果的なのだそうです。
会陰マッサージのやり方を覚えておこう
一番手軽にできるのは会陰マッサージ。ここではそのやり方をご紹介します。
会陰マッサージは妊娠37週目の正期産に入ってから開始しましょう。ただし、助産師・医師によって推奨する時期が異なりますのでしっかりと相談した上で、妊娠8~9か月頃から慣れておくということもあります。(切迫流産、切迫早産気味の方は注意してください。)
【準備】
- 手を清潔にする
※清潔にした後、肛門に手がふれないように気をつけましょう。 - 爪を切っておく
- 無添加の植物性オイルを用意する
(オリーブオイルやココナッツオイル、会陰切開マッサージオイルなど)
【やり方】
会陰マッサージのやり方はいろいろですが、指を入れる方法と入れない方法、どちらもご紹介しておきましょう。
(指を入れない方法)会陰部分をUの字や円を描くようにくるくるとマッサージしていきます。 それでも抵抗がある人は『オイル湿布』がおすすめ。ガーゼにオイルをたっぷり染みこませて、これを生理用ナプキンやおりものシートにのせて会陰部分に当てる方法です。オイルを含ませた湿布は、一晩当てておいて大丈夫です。
(指を入れる方法)第一関節くらいまで膣に指を入れて、圧をかけて半円状に会陰部分を広げるようなイメージでマッサージします。
痛みを感じるほど無理に行う必要はありません。続けて行っていくうちに、だんだんと柔らかくなっていくことが実感できるはず。
なお、頻度は週に2~3回程度を目安にしましょう。1回の時間は5~10分程度です。
『絶対に会陰切開を避けられる』とは言い切れませんが、簡単にできる方法なので挑戦してみる価値はありますよね! 医師に相談しながら、事前準備しておくといいかもしれません。
会陰マッサージもOK! 『妊娠トラブルレスキューオイル』をプレゼント!
慣れると簡単にできる会陰マッサージ、ぜひ試したいですよね。そこでmamaPRESSがおすすめのオイルを紹介します。その名も『妊娠トラブルレスキューオイル』。
このオイルはキャリーオーバーのある成分を一切使用していない天然100%オイルなので、デリケートゾーンにも安心して使うことができるんです!
また、妊娠中のむくみや冷え、妊娠線予防のためのマッサージをするときにも使えます。マッサージによって血行を良くし、保湿しながらマイナートラブルを解消します。
気持ちを穏やかに明るくしてくれる「プチグレン」、肌によく華やかな気持ちになれる「ローゼ」というふたつのアロマ成分が配合されているので、変化が大きい妊娠中の不安定な気持ちをリラックスさせてくれますよ!
このオイルで会陰マッサージすることによって、血行が促され、会陰部分にしなやかさと弾力性が増し、会陰部分が広がりやすくなります。
会陰部分のオイルケアは1週間に1度、塗るケアは妊娠28週目から、マッサージは37週目始めるのがおすすめ。
プレゼント商品:マリエン薬局『妊娠トラブルレスキューオイル』
価格:3,280円
内容量:40ml
※応募は締め切りました
ぜひ試してみてくださいね!
村山明日香
神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...
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