2016.10.23
お受験する?しない?小学校受験に向いている子どものタイプと親の心構え
お受験をするかどうかの判断に…パパ、ママがするべきこと
PHOTO/Luis Marina
お受験をするかどうかを決断する前に、パパ、ママで話し合うべきことがあります。
1.子どもの性格を見極め、家庭の教育方針をパパ、ママで確認
前述のとおり、小学校受験は学校と家庭との”お見合い”。子どもに合った学校を見つけるために、子どもの性格や我が家の教育方針についてパパ、ママ2人でよく話し合い認識を一致させておきましょう。
2.子どもの将来も青写真に描いて
たとえばエスカレーター式の大学付属校に合格すれば、小学校に受かった時点で大学入学もほぼ確定します。しかし、将来子どもが志望する進学先とズレが生じる可能性もあります。子どもの将来もイメージしながら、子どもに合った学校、子どもの進路を妨げない学校を選択することが大切です。
3.経済的な覚悟
ざっくりですが私立学費はお受験で小学校から私立に通った場合、高校卒業まで約1,500万円かかります。塾や習い事代など、教育費は学費以外にもかかりますし、大学の学費もさらにかかります。経済的な面からも、小学校から私立に行く必要があるのかよく検討しましょう。
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親の希望が先行したまま、お受験し合格してしまうと、子どもは合わない学校に何年も通うことになってしまいます。実際せっかく入ったのに学校が合わなくて公立に転入することもめずらしくありません。子ども主体で考えることを忘れないようにしたいものです。
また、お受験しないからといって、お受験する子どもたちから出遅れてしまうこともありません。結果が不合格だったとしても我が子がダメだというわけでもありません。まだ我が子にとっての”時期”ではないだけ。チャレンジの機会はこれからたくさんありますよ。
小学校受験の合格は子どものタイプからは読めないそうですが、ママのタイプからは予感できるそうです。合格を予感できるタイプのママは、周りに振り回されず客観視できる人、的確な情報をピックアップできる人、子どもには常に深い愛情を注げる人なのだとか。子どもよりパパ、ママの資質が問われるのが小学校受験なのかもしれませんね。
お受験するか、しないか。どちらを選択するにしても、家族で真剣に話し合って出した答えには間違いありません。パパ、ママでよく話し合いベストな選択ができると良いですね。
参照/
ウーマンエキサイト「vol6. 小学校受験をするなチェックしたい6つのこと」
All About「小学校受験のメリットデメリット」
ごとうともこ
高校生の男子を筆頭に小学生の男の子と女の子の3人の子どもを持つ40代。長男は中学受験、高校受験を経験。息子は高校受験で見事リベンジ達成しました。3人の子育てを通し、幼児教...
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