2019.05.16
キッズメニュー開発も夢じゃない!『幼児食インストラクター』とは?【育児が経験になる資格vol.4】

1〜6歳の子どもの味覚や身体、脳の発達にも影響を与える幼児期の食事。この時期は正しい食習慣を身につけることが大切である一方、幼児食は離乳食に比べて情報が手に入りにくく、子どもの好き嫌いや少食、アレルギーなどにどう対応すべきか悩むママも多いよう。
そんな『幼児食』の専門知識を身につけ、食生活アドバイザーや料理講師、キッズメニュー開発の仕事に活かせる資格があるのをご存知ですか?
ママにおすすめの育児系資格を紹介する連載第4回目は、『幼児食インストラクター』をご紹介します。
『幼児食インストラクター』とは
幼児食インストラクターは、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格。この資格を取得することで、1〜6歳の幼児期の食事『幼児食』について幅広い知識・スキルを備えていることを証明できます。
資格を得るにはJADPが認定する教育機関などでカリキュラムを受講しなくてはなりませんが、履修範囲は幼児食の基礎知識から病気のときの食事、食物アレルギーまでさまざま。
そのため、子どもの成長に必要な栄養素やそれに応じた献立の工夫、病気・食物アレルギーの対処法など、幼児食に関する知識を幅広く身につけることができます。
資格取得でできること

PHOTO/Oksana Kuzmina/Shutterstock
幼児期の子どもの食事には、好き嫌いや適切量、アレルギーや病気時などにどう対応すべきか不安や悩みを抱えているママも少なくありません。
幼児食インストラクターの資格があれば、自身の育児に役立てられるのはもちろん、悩んでいるママたちに適切な食事内容や幼児食の作り方をアドバイスすることができます。
やる気さえあれば、幼児食の作り方を教える料理教室を開いたり、セミナー講師として活躍したりすることも夢ではありません。
また、すでに勤めている仕事のスキルアップとして活かすことも可能で、例えば保育施設にお勤めの方であれば、保護者に食事に関する適切なアドバイスができるようになるでしょう。
飲食店にお勤めの方が幼児食インストラクターの資格を取得することで、子ども用メニューの開発にスキルを活かすこともできます。
このように自身の育児に役立てるだけでなく、仕事のスキルアップをしたい方、将来は料理講師として活動したい方におすすめです。
在宅受験OKで就職サポートも充実!
資格取得に必要なカリキュラムは、通信講座で受講できるのも魅力。
現在JADPが指定する認定講座は『通信教育講座のキャリカレ』が開講している『幼児食インストラクター資格取得講座』となっていて、学習期間はわずか3ヶ月・受講料は36,000円(税抜)~。
受験は履修後、協会のHPより試験申込(受験料5,600円/税込)で郵送される試験問題を解いて送り返すだけ。得点率70%以上で合格となりますが、もし不合格でも何度でも受験可能。
実技試験はなく実務経験も不問、しかも在宅で受験できるから、小さな子どもがいるママも手軽に挑戦しやすいのが魅力です。
さらに、資格取得後はキャリカレを通じて就職サポートや開業支援などのアフターフォローサービスが受けられるのもポイント! 求人紹介やホームぺージの開設などをバックアップしてもらえるので、ママのやる気さえあれば、効率よく仕事につなげることも期待できそうです。
子どもの発達に関わる幼児食について学び、資格を取得することで、我が子の育児に役立てるだけでなく仕事に活かすこともできたら素敵ですよね。
料理が好き、子どもの好き嫌いをなくしたい、ゆくゆくは育児経験を活かした仕事に就きたい…そんな思いを持つママは、ぜひ『幼児食インストラクター』にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
TOP PHOTO/stockfour/Shutterstock
参照/
一般財団法人 日本能力開発推進協会「幼児食インストラクター」
資格のキャリカレ「幼児食インストラクター資格取得講座」
資格のキャリカレ「幼児食インストラクターとは?」
WOMORE Magazine「食育の資格「幼児食インストラクター」の試験や仕事内容とは?」

mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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