2018.12.08
フリーランスで稼ぐママが増加中!メリット・デメリットは?

働き方改革に伴い“副業解禁”の会社が増加するなど、就業スタイルが変化しつつある昨今。
そんな中で、“フリーランス”という働き方にも近年注目が集まっており、ママたちの中にもフリーランスで働く選択肢を取る方が今後増えていくとも予想されています。
子育て中のママがフリーランスとして働くことのメリットやデメリットって?
フリーランスは増えている!?その実態とは
フリーランスという言葉は知っているものの、具体的にどのような形態で仕事を請け負うのか想像しにくい方もいるのではないでしょうか。フリーランスとは、簡単に説明すると“業務委託契約などで、個人で仕事を請け負う形態”のこと。
これまではフリーランスというと、特別な専門能力や人脈・コネなどがないと難しい印象がありました。しかし近年では、インターネット上でフリーランスと企業を仲介するクラウドソーシングが浸透し、ライティングや作業関連など比較的初心者でも取り掛かりやすい仕事も多く発注されていることから、育児中のママでも気軽に始めやすくなっています。
またこのほかにも、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングなど、フリーランスが働くためのサービスが幅広く充実してきています。そうした背景もあって、日本のフリーランス人口は年々増加傾向にあり、およそ10人に1人がフリーランサーとして働いているともいわれています。
終身雇用制度が崩壊したことや、大手だから安定という考え方がもう通用しなくなってきていることも後押しとなり、ここ数年の間に日本でもフリーランスという働き方に注目が集まっているようです。
とにかく自由度が高い!フリーランスママのメリット

PHOTO/Andrey_Popov/Shutterstock
フリーランスとして働くと考えられるメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
自分である程度自由にスケジュールを組むことができるので、ママにとっては子育てとの両立がしやすいのが最大のメリットと考えられます。
この日はしっかり仕事に集中するけど、週末や連休には子どもと思いっきり羽を伸ばす!といった具合に、自分の希望に合わせて計画的に仕事を組むことができます。
さらにひとつの職種枠に留まるのではなく、ライターや専門職のインストラクターなど、自分のスキルを活かして職業を掛け持ちするなど、フレキシブルに働くことだって可能。
また、クラウドソーシングを利用した働き方であれば、会社勤めでありがちな人間関係のストレスに悩まされることもなく、ある程度の技術やスキルがあれば、年齢関係なく働くことができるのも魅力です。
フリーランスママのデメリットは?
反対にデメリットですが、やはり収入の不安定さは否めません。自分の頑張りに応じてしっかり稼ぐことができる月もあれば、思った以上に収入につながらなかった…という月もあるのが現実です。
それに、社会保障や福利厚生などもなく、保険もすべて自分持ち。確定申告など面倒な手続きも自分でしなくてはなりません。
万が一の病気やケガなどにも手当が出るわけではないので、その点もしっかりと考えて、計画性をもってお金の管理をしておく必要がありそうですね。
一言でフリーランスといっても、職種やスキルなどによって条件や収入は本当にさまざま。その良し悪しを簡単に判断することは難しいですが、自分のキャリアを見直すときのひとつの選択肢として考えてみるのも悪くないですね。
TOP PHOTO/George Rudy/shutterstock
参照/
Lancers「フリーランス実態調査2018年版を発表」
BRAVA「【フリーランスママ】働き方のメリット・デメリットを教えて!」
フリーランスブック「「ママはお仕事なのに家にいるの?」「お母さんだってパソコン触り過ぎ!」在宅フリーランス・ママと我が子の理解」
はじめようフリーランス!「国内で増えるフリーランスの人口!人気の理由とは?」

mamaPRESS編集部
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