2016.05.18
就活ママ必見!面接を受ける前にチェックすべき9つのこと
子どもの新学期シーズンが過ぎ、そろそろ働こうかと考えているママもいることでしょう。でも、ブランクがあると、気づかぬうちに社会とのズレが生じてしまっていることも…。
今回は、そんな久しぶりの就職活動で失敗をしないためにも、面接前にチェックしておきたいことを、筆者の失敗エピソードも交えながらご紹介します。
スーツは絶対に事前に試着して!
面接が決まったら、まずは何を着ていくか悩みますよね。基本的には、リクルートスーツや黒系のスーツに白色のシャツを合わせればOKです。一度社会人を経験している方なら1〜2着はスーツを持っていることと思います。でもそのスーツ、今の体型に合っていますか?
産後、体重は変わっていなくても、一度出産を経験したことで、骨盤は広がります。運動しないで放っておくと、広がった骨盤はなかなか元に戻りにくくなり、腰回りは昔よりも数センチ広がっている…なんてことはよくあることなのです。
筆者も、出産前から着ていたパンツスーツを数セット持っているので、特に用意するものはないと安心していたのですが、試着してみるとパンツが入らず、慌てて面接前日に買いに走りました。
『ユニクロ』では上下セットで1万円程度、『しまむら』ではスカートとパンツ・ジャケットのセットで8千円程度で販売しています。しまむらのセンタープリーツの細身のパンツは2千円程度で購入でき、形もきれいなのでおすすめですよ。
焦って前日に買いなおすことがないように、事前に必ず試着しておきましょう。
入園式のスーツはNG!
昔のスーツは形も古いし、サイズアウトしているし、買うのはお金がかかるし…ということで、入園式のスーツを着用するママも少なからずいるようです。でも、あくまでも就職活動。きちっと黒やグレーのスーツを着用しないと、明らかに浮いてしまいます。ちなみに、筆者が集団面接を受けたときも、周りの方はほぼ全員が黒系のスーツでした。
どうしても入園式などのスーツを活用したい場合は、黒系やグレーのジャケットまではOKだと思います。また、職種によってはスーツを着る必要のない面接もあります。その場合は、黒系のコットンパンツにシャツ・ジャケットを合わせれば無難です。臨機応変に対応しましょう。
パンツスーツの場合は、パンプスに合わせる靴下はストッキングがベスト。靴下を履くのなら、シンプルな黒色にしましょう。
メイクやヘアスタイルはいつも以上に手をかけて
子どもの支度だけでも忙しい朝ですが、面接の日の朝は自分の身支度もしっかりしましょう。メイクは身だしなみとして、絶対にした方がいいでしょう。ヘアスタイルは清潔感を心がけ、髪色は明るすぎない色がいいですね。
交通事情は事前にチェック!早めに家をでること!
面接当日は電車の遅延などでトラブルがあっても大丈夫なように、早めに出発しましょう。筆者は普段使わない駐輪場で、自転車を駐輪するのに悪戦苦闘しました。
延長保育を使うと安心
面接が予定よりも長引く場合もあります。子どものお迎えの時間が気になってしまっては集中できないので、あらかじめ延長保育をお願いしておくといいでしょう。また、お迎えの時間を変えられない場合は、面接前に一言伝えておきましょう。
履歴書を手書きするのは古い!
履歴書を手書きで準備して持っていくというスタイルはもう古く、今は多くの企業がメールにて受け付けています。履歴書のエクセルデータを無料でダウンロードできるサイトもあるので、そういうものを探して利用すると、簡単に作成することができます。写真も、証明写真を撮りに行かなくても、白い壁を背景にして、スマホで撮影したものをパソコンで加工して添付することができます。
でも、メールで送った履歴書は、面接では自分の分まで先方が印刷しておいてくれることはほとんどないので、自分の分はちゃんと印刷して持っていくことをおすすめします。
アピール材料を持参すべし!
前職のキャリアの証明になるものがあったり、現在何か在宅ワークや資格取得の勉強などをしているのなら、実際に目に見える形にしてアピールすると先方に伝わりやすいです。筆者のようにライターをしている方なら自分が書いた記事を、何かを創る仕事なら制作物を持参するといいですね。
ママの強みである協調性をアピール!
子育てを経験したママは、協調性が強みです。集団面接の場合は、自分の意見をしっかり伝えるだけでなく、ほかの人の意見もきちんと聞く姿勢が大切です。また、子どものために働きたいという動機や、自分のキャリアのために働きたいという意欲は、好印象に受け取られるケースが多いです。
ほかの面接者との情報交換には名刺を活用!
ほかの面接者と今後の情報交換をしたいと思うこともあるので、名刺を持参しておくと連絡先の交換がスムーズにできます。名刺もネットで無料のデータをダウンロードできます。
筆者も久しぶりに就職活動をしてみて、たった数年、主婦として子育てをしていただけで、自分自身が社会からズレてしまっていることに気づきました。働くということは社会とのつながりを持つチャンス。人との出会いも増え、仕事でやりがいを感じることで、人生が豊かになります。
子どもが大きくなるにしたがって自分の時間も増えるので、社会との接点をどんどん増やしていけたらいいですね。
しみず
都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...
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