2016.02.03
知っておきたい!ママの『就活』成功へのお役立ちポイントとは?
『就活』という言葉は、学生のイメージが定着していますが、実は、ママ世代でも就活は切っても切り離せないもの。最近では、子育てが一段落したママたちやキャリアアップのためなどで再就職するママも増えているようですよ。
応募と面接のときでNGな2つのことを知っておく
面接前に応募書類の内容の再確認を怠る
最近の履歴書はPCで効率よく作成ができます。同じ時期に何社か応募(エントリー)している場合は、どこの会社だかわからなくなる可能性もあります。
面接の当日は、その会社へ渡す(事前に送信する場合もあり)履歴書の右側にある志望理由欄と待遇欄の内容は頭に叩き込みましょう。それを怠ってしまうと、面接のときに一貫性のない回答をすることもあり、取り返しのつかない状況になる恐れもあります。まさに「念には念を」ですね!
志望理由で自分都合の『働きやすさ』をアピール
ママの就活面接で、ありがちなパターンは、次の通り。
――御社(書面だと貴社)が子育て中の女性にとって働きやすい環境と感じ、志願いたしました。
このような発言や記載をしてしまうと、面接官にとっては会社の事業内容と業務内容にひかれて志願したのではなく、応募したママが「単に条件が良いから」自分の会社へ志願したと思われがちです。
子どもや家族がいるため、『働きやすさ』をアピールしたい気持ちはわかりますが、会社にとっては、事業内容や業務内容に興味を持ったから応募してほしいという気持ちが強いもの。志望理由の欄は、自分目線での表現にならないよう気をつけたいものですね。
『就活』成功するために、必ず“自己分析”を!
ママの就活でよくありがちなのは、求人サイトのチェックに集中し過ぎて、自分の現状の把握が二の次になってしまうこと。求人サイトのチェックをしながら、自分はどのようなスキルや力を発揮できるかという“自己分析”も怠らないことが大切です。
ママ自身が自己分析することによって、自分の長所や強み、弱点も発見できます。この分析内容を箇条書きすることにより、”志願先で自分ができること”などが明確になります。
もし、何か足りないと感じたら、資格を取る準備をしたり、勉強したりすることもオススメです。就活中は資格がなくても、「取得するために勉強中です」とアピールしてみてはいかがでしょうか。
『就活』の成功のカギは“ママ”経験が豊富という場合も
筆者もママになってからの『就活』経験者です。末の子どもが小3になったときに就活をしたので、ブランクも10年以上あった就活でした。社会人時代の経験を子どもの園(学校)や地域の活動でも最大限に生かし、ママ経験を積み重ねていきました。実際、これまでの子育て経験と仕事でやりたいことなどをアピールしたところ、志望先へ良い印象を残すことができました。
ママとしての経験が豊富だと、採用面接にも有利になることもあります。本格的に就活するママは、ご自身の自己分析と経験もアピール材料にしてみてはいかがでしょうか。
参照/
日経DUAL「『働きやすさ』を志望理由にしたらダメな理由」
女性の美学「子育て後の女性の再就職は難しい?再就職に成功するためにできること
たかるみ
中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...
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