2017.02.27
実家に頼れないパートママが、1日のスケジュールと乗り越え方を全部見せます!
3.いざというときのためには“日頃の分担・訓練”が大事
実家が頼れないということは、“夫婦のどちらかが体調を崩したら、ワンオペレーションで乗り越えなければならないことが確定する”ということです。
そうした事態に陥ることを念頭に、日頃から準備をしておくことが重要です。ファミリーサポートやベビーシッター、また病児・病後保育などのサービスには、事前に登録しておきましょう。
家事
日頃からある程度の分担をしておき、また休日はその分担を逆転させるなどして、夫婦ともに“できない家事がない”状態を作っておきましょう。家事は生活の基礎です。
負担感の公平化のためだけでなく、ママとパパの両方が“保護者”としての責任を果たすためにも、両方ともができる状態を作れているのが望ましいです。
園の送り迎えの練習
“パパも慣れておく”だけでなく、ファミリーサポートやベビーシッターの人などに、お迎えや、実際に子どもを預かってもらう練習をしておくのもオススメです。
こうした練習は、保護者にとってももちろんですが、特に子どもにとって重要です。事前練習しておくことで、実際に利用する際、子どもが初めての経験に怖がってしまったり、戸惑ってしまったりすることがないようにできます。
練習のときは、ママかパパが見守って、子どもをより安心させてあげるとよいかもしれません。
なお、お迎えをファミリーサポートやシッターの人に頼めるのかどうかは、保育園に事前確認が必要です。
フルワークじゃなくたって、自信を持って!
パートタイマーだと、専業の人ほど家のことができない一方「フルタイムの人ほど仕事もがんばれていないし、稼げてもいない」と、自信を持ちにくいことも多いようです。私もそうでした。
けれど子どもの発熱時などに休みやすいなど、パートタイマーにはメリットもあります。周りにもママさんが多いので、“お互い様”で助けたり助けてもらったり、しやすいんですよね。
実家のサポートが得られない場合には、“時間の都合がつけやすい”というのは、何よりも助けになります。
パートタイマーは給与もフルタイムワーカーと比べると低いケースも多いのですから、その分、得られるメリットはしっかりと享受しておかなきゃ、もったいないです。日頃得られるメリットを十分に活かしつつ、乗り切っていきたいですね。
PHOTO/Arina P Habich/Shutterstock
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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