2017.02.27
実家に頼れないパートママが、1日のスケジュールと乗り越え方を全部見せます!
専業主婦や、フルタイムのワーキングマザーのタイムスケジュールって、雑誌などで紹介されていることがありますよね。
でもパートタイマーで、かつ“実家の助けが得られない”ママのタイムスケジュールって、あまり見かけません。いざというときへの備え方についても、情報が少ないです。
そこで今回は、“実家に頼れないパートタイマー”ママのタイムスケジュールと、日々を乗り越えるポイントについて紹介してみたいと思います。
筆者は現在、子どもを保育園に預けてパートタイムとライター業の掛け持ちをしているのですが、かつてはパートタイム就業のみでした。そこで、“実家に頼れないママ”のひとりでもある、筆者のパートタイマー時代の経験をもとにお届けします。
4月からパートタイマーになる、というママたちの参考になるとうれしいです。
1.筆者の1日のタイムスケジュール
ざっと筆者の平日(出勤日)のタイムスケジュールを書いてみます。
6時:起床
食器を棚に戻す、家族の朝食を作るなどの準備。(夫も同じ時間に起き、タイマー設定して洗い終えている洗濯物を干す)
6時30分:子どもを起こす
6時45分:家族で朝食
7時20分:夫を見送り、子どもの登園準備を始める
8時15分:登園
8時45分:一度帰宅し、軽い家事(朝食の片づけなど)をしたのち出社
9時45分〜16時:就業
16時30分:子どもを迎えに行く
17時:夕飯の買い物
17時45分:帰宅し、すぐに夕食を作り始める
18時30分:夕食
19時30分:夫が帰宅、筆者は入浴の準備(夫は自分で夕食を温め直すなどする)
20時:子どもと入浴
20時30分:服薬、歯磨きなど就寝準備
21時〜21時30分:子どもを寝かせる
21時半〜22時30分:簡単な掃除、食器洗い、洗濯物をセットするなどして、筆者と夫も就寝
ポイントは“睡眠時間の確保”と “筆者が家事をしているときは夫も家事をする”の2点!
睡眠時間の確保が必要なのは“保護者の健康が重要だから”です。子どもは、すぐに体調を崩します。
実家のサポートが得られない場合、看病できるのはママとパパだけしかいません(そしてパートタイマーの場合、ママが看病にあたることになるケースが多いと思います)。保護者が体調を崩さずにいることが重要です。
2点目の理由は後述しますが、“負担感の公平化”のためにも大切です。円満な夫婦関係の維持のためにも大事ですよ!
2.日々を円滑に回すためのコツは“空いている平日”の有効活用
パートタイマーですと、平日が何日か、空くことが多いと思います。仕事がないのですから、子どもが保育園の場合は、預けずにいることも多いでしょう。
けれどこの余裕があると、はかどるものはとても多いです。土日は夫に仕事が入ったり(筆者の夫は頻繁です)、子どもが体調を崩したりすると、すぐに潰れてしまいます。
体調を崩していても、自分の通院はどうしてもあと回しになってしまいます。それを挽回するために、平日の空き日を当てましょう。
自分の通院だけではありません。美容院、1週間の献立作りと作り置きなどを行うのにも有効です。それを済ませておくことで、毎日の料理はいざとなれば“温めるだけ”で出せるようになります。
しかも家族のそろう土日を、“家族で楽しめる休日”として過ごすことができるようになるのです。
仕事のある日は、掃除も“食べこぼしなどの汚れを拭く”“コロコロをする”程度ですませてしまって大丈夫です。空いている日に少し念入りにキレイにできれば、部屋も心も荒みません。
“毎日がんばる”必要はありません。平日に時間や休みが取れるのは、パートタイマーのメリット。遠慮なく享受しましょう。
用事や家事を済ませるだけでなく、ストレスをためないためにも、自分の趣味の時間を持つことも大切かもしれません。
“実家(義実家)に子どもを見てもらって、少しだけ息抜きする”ことができないわけですから、平日を利用しなければ、そうできる時間が皆無になってしまいます。
ただし、“お迎えは早めに行く”などするのは、もちろん必要ですけどね。
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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